アンケート集計
患者・元患者の声メーリングリストの紹介フェニックスクラブの自己紹介編集後記
生きてるってシワヨセ!
大谷貴子(フェニックスクラブよびかけ人)
骨髄移植を受けて早、15年。姪っ子がその年に生まれ、もう、高校生です。振り返れば、多くの方々との出逢いがいっぱいの毎日でした。健康を回復したら、「その病気にはいっさいかかわりたくない」ということ、「いいや、うまく病気になった自分とつきあっていきたい。そして、後輩患者さんのためにも元気印をアピールしたい」という方に大別されるようです。私は、特に意識をせずに後者だったようです。患者会に参加される方はおうおうにして、私のようなタイプの集まりのようです。ですから、患者会では、病歴自慢が始まります。そこにはけっして、病気になったことを後ろ向きに捕らえるのではなく、むしろ、「どうだ!こんなにすごい状況だったのに、こんなに元気だぞ!」と胸を張っておられるようです。そして、その姿に、闘病中の方々は、びっくりから憧れへと変わっていかれるようです。「私もあのように元気になりたい」と。 ”病気になっても病人になってはならない”それが、私のモットーです。病気になって、長い闘病ののち、健康を回復すると、「ほーんと生きてるってシアワセ!」と笑顔いっぱい。その内に、”憎まれっ子世に憚る”ばかりに、「アンタが生きてるってシアヨセよね」と言われるまで、いき続けます!!

大谷貴子 takataka@rb3.so-net.ne.jp

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